2面 米緩和縮小、来月決定も
→アメリカの経済が順調回復してきているので、来月あたりから「緩和」から「引き締め」に変わるだろうという予想記事。

コロナが始まってからアメリカはお金を大量にばら撒いたり、ゼロ金利政策でお金を借りやすくしてたことで、今ではお金が市場に出回りすぎている。

そうなると、出回りすぎたお金が株や不動産に流れて、実体経済よりもかけ離れたスピードで値上がりする。

それが弾けるとバブルみたいな金融危機につながるから、そうならないために、引き締めをしようという話。

具体的にどんなことをするのかというと、テーパリングというものを行う予定だよ。

テーパリングとは、アメリカ版日銀であるFRBという中央銀行が、アメリカ国債を買う量を少なくするというもの。

これ大事なので頑張ってついてきてくださいね笑

FRBが国債を買うと、もちろんFRBが国債を持つことになる。それと同時に購入したはお金が市場に流れることになるよ。

そうなると出回るお金が増える→通貨の価値が下がる→金利が下がる→お金借りやすくなり経済回復というのが今までの流れだった。

けど、FRBが国債を買う量を減らすとこれと逆のことが起きる。

つまり、経済の成長を抑える動きがあるよ。

これをいつ行うのかというのが、世界中の大注目ポイント。

今回の記事では、9月に行われる雇用統計(毎月第一金曜日に行われる調査)の結果がよかったらテーパリングを行う判断になるだろうと言っている。

このテーパリング問題は、今後何に投資をするかの判断に大きく関わってくるのですごく大切。

積立やってる人も、確定拠出年金やってる人も、株をやってる人も関わってくることなのでしっかりとこの動きは追っておこう
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74952370Q1A820C2EA1000/

2面 フェイスブックを再提訴、米独禁当局
→みなさんおなじみFacebookがアメリカの独占禁止法を取り締まる組織から訴えられてるという記事。

Facebookは規模が大きくなりすぎていて、世界で30億人くらいのFacebookユーザーがいる。

ただここでいうFacebookというとは、「インスタ」や「ワッツアップ」というFacebook社がのちに買収したサービスの利用者をひっくるめた数。

「この数の利用者数を持ってるのは、他の企業の競争を妨げる独占だ!」というのがアメリカ政府側の表上の理由。

けど本当の狙いは、政府の特権を守りたいということ。

Facebookは以前、「リブラ」というFacebookのサービス内で使える仮想通貨構想を発表した。

これ簡単にいうと、
「ドルとか円とか政府が発行した通貨なんて使わないで、Facebookマネーを使おうよ」っていうこと。

これできちゃうと、国の特権である通貨発行権が意味ないものになって、「中央銀行とかいらなくね?」っていう流れになりかねない。

これはこれから主導権を握るのは国なの?民間なの?っていう戦い。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74952390Q1A820C2EA1000/

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