9面 スマホ決済、小口融資に的
→フリマアプリでおなじみ「メルカリ」がお金を貸す融資事業に乗り出したという記事。
実はこういうITの会社が金融を行うのは世界的に見て当たり前になっている。

一番いい例で言うと、中国のアリババという企業が提供している「ゴマ信用」というもの。

中国国民のほとんどがアリババのサービスを利用していて、学歴・勤務先・返済状況・SNSでのツイート・フォロワーの質・購買行動が全部把握されていて、それに応じて「信用ポイント=ゴマ信用」が決められる。

結婚相手を決めるときに「ゴマ信用」をチェックするという風潮もあるくらい。

その流れが少し前から日本にも来てる。
日本で代表的なのが、ソフトバンクとみずほ銀行が提携してつくったJスコアというものがあるけど、まだ全然浸透していない。

今回はメルカリが独自で、融資をできるようにするということだけど、今までのショッピング履歴なんかで、いくらお金を貸せるのかという信用になるみたい。

これからは、大企業に勤めてるだけでは信用されない時代になってくよ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74470470T00C21A8EE9000/

11面 市場、好決算でも反応鈍く
11面 中国ゲーム関連株急落
→最近株式市場があまりよろしくない。
理由は、まず大きな流れでいうと、アメリカと中国の経済成長がピークを迎えたという考え方が多くなってきたこと。

「ピーク」だったり「天井をつける」という表現は株式市場にとってはマイナス材料。

株式市場は常に「この先どうなるか」と言うことによって動くので、ピークを迎えたあとは下がるだけという見方が強くなるよ。

それに加えて、世界的に見たら、コロナが回復してきたこともあり、
今まで在宅で儲かってきたビジネス(IT企業など)の売り上げが下がるんじゃないかっていう見方も強くなってきた。

さらに逆風なのが、中国のIT企業の規制。

最近中国政府よりも、IT企業の方が国民の情報を持ちすぎていたり、アリババみたいな超大手が売り上げを独占していて、他の企業が競争できないということで、超大手のIT企業へのあたりを強くしている。

これも株式市場にとってはマイナス材料。

「節分天井彼岸底」っていう格言が投資にはあって、2月に一番高い株価をつけて、お彼岸の9月にかけて株価が下がっていくということからも、
この時期は基本的に株価が下がりやすい。
投資で大事なのは、目先のニュースで慌てて売ったり買ったりするんじゃなくて、
大きな流れをしっかりと掴むこと。
こんな感じのことは日常茶飯事で、それを乗り越えてアメリカなんかは常に最高値を更新し続けてるよ。

29面 東大改革へ「グーグル流」注入
→前提として、日本の学生は、卒業したら「大企業」に就職することが一般的には成功と言われてるけどアメリカでは違う。

一番はスタートアップといわれる勢いのある会社に就職すること、二番が起業、三番がGoogleなどの大企業って言われてる。

その意識が東大にも生まれてきたという記事で、優秀な学生ほど起業をしたり、スタートアップに就職している。

さらに東大は女子学生の比率が2割しかいないので、そこに対してもこれからメスを入れようとしている。

教育に関しても、今までの常識がどんどん変わっていくので、しっかりと情報収集するようにしよう。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74469700T00C21A8ENG000/

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