1面 キャッシュレス新世紀
→そもそもの話、キャッシュレス市場がなんでここまで盛り上がってるかを理解する必要がある。
もちろんオンラインショッピングや支払いの時に現金使わなくて便利だからっていう理由があるけど、本当の理由はそこじゃない。
【銀行が抱えてる資産の奪い合い】
これが本当の理由。
今まはは送金するにも銀行を介さなければならず、お金の利権は全部銀行が持ってた。
それが今ではブロックチェーンなんかの技術が発達しており、銀行不要論が出てきてる。
ということは、今まで銀行が抱えてた莫大な資金がまるまるキャッシュレス市場の市場規模になる。
だからほかの業界とは市場規模のケタが違う。
・Google→個人間送金の会社買収、
・Apple→Apple Payによる有益化、
・Facebook→仮想通貨リブラ構想、
・Amazon→Amazon Payの開始
こんな感じでGAFAも参入してるし、中南米では
中南米のAmazonと言われる
『メルカドリブレ』という企業も出てきて、完全に銀行を無くしてる。
とはいいつつ、まだまだ市場はこれからなので投資するのは全然あり。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74168980W1A720C2MM8000/
4面 学習塾を非営利に、中国、新設認めず
→この前中国が2人っ子政策から3人っ子政策に切り替えたという話をしたけど覚えてますか?
これはその続き。
その前まで中国は1人っ子政策を続けていて、国民の感覚が1人っ子に慣れてしまってる。
それと、子供を産んでも教育費がめちゃくちゃかかるため、政策を変えてもなかなか子供が増えていないという状況だった。
そこに中国が注目して学習塾を非営利にするということ。
長期的に見て、中国の人口が増えるか減るかは、中国自体の国力や経済力に直結するから、こういう政策がうまくいってるかそうでないかはすごく大事。
13面 弱まる「リスク回避の円買い」
→これ投資の世界ではよく使われる言葉。
「リスク回避の円買い」
どういうことかというと、世界的にリスクが高まると、ドルやユーロで持ってた資産を売って円を買うよということ。
これは日本の外交政策が影響してるよ。
日本は、基本的にはアメリカ側だけど、世界的に見たらどこの国ともつかず離れずの「中立国」。ちょっと質が違うけど、スイスも世界的に見たら中立国でリスクが高まるとスイスの通貨フランが買われるという特徴があるよ。
「リスク回避の円買い」が教科書通りなんだけど、ここ最近は日本の経済がほかの国と比べて成長してないこともあって、「有事のドル買い」って言葉に変わってきてる。
これは金融ショックなどのリスクがある時は、あえてドルを買うという動き。
こういう通貨の動きは、その時の国力なんかも反映されるから、こういう知識は少しづつつけていきましょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2443H0U1A720C2000000/