おはようございます!
1面 鉄道1900キロに土砂災害リスク
→ぼくの故郷静岡県で大規模な土石流が最近起きた。
同様の災害が起こる可能性が日本の鉄道1900キロであるという記事。
じつはこの問題、前々から言われているめちゃくちゃ大きな問題。
日本のインフラ施設(鉄道やトンネルなど)は、第二次世界大戦でインフラ施設が壊滅した後、1954年から始まった高度経済成長と、1964年の東京オリンピックの時に
超超超集中的につくられた。
問題はそれから50年以上経っているという事。
2020年〜2030年の間に建設から50年以上経つインフラ施設が
全体の50以上になってしまう。
つまり今は、インフラ施設が老朽化してるけど、
その復旧作業や点検が追いついていないという状況。
記憶に新しいのは笹子トンネル天井落下事故。
老朽化の点検ができていなかったために、トンネルの天井が落下して死者9人を出した。
視点を変えると、ここには大きなビジネスチャンスがある。
ショーボンドホールディングスという会社は、
国から補助金をもらって復旧や修繕にあたっている会社。
こういう企業の株を買って投資しておくのもアリ。
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=144&ng=DGKKZO73852680U1A710C2MM8000
2面 6月の米消費者物価5.4%上昇
→6月の消費者物価の結果を忘れた人は、6月11日の記事を見てください。
11日以降に登録してくれた人は、これから結果をチェックするようにすればいいです。
結論から言うと、アメリカの物価が上がっているという記事。
イコール、アメリカの経済がすごくいいということ。
ものの値段を上げても、消費者が買ってくれるだけ余裕があるというふうに見れるから。
ただいいことばかりではない。
今回のように物価が5.4%上がるということは、今まで100万円で買えていたものが、
105万4000円出さないと買えなくなるということ。
給料や収入が上がっていない人は、今まで払ってたものが払えなくなってしまう。
そうなると、
借金の返済が滞る→お金を貸してた銀行の収益が悪くなる→銀行の経営が困難になって倒産する。これが金融危機の定番のパターン。バブルやリーマンしかり。
だから物価が上がりすぎないように、FOMC(金融政策を決める会議)などで、物価が上がりすぎないように金利を調整する。
今後の視点は、この状況を受けて、FRB(アメリカ版日銀)がどう金利に対して言及をするか。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12CJH0S1A710C2000000/
9面 モバイル決済、乱戦模様、グーグルがプリン買収合意
→7月9日にグーグルが日本の金融に参入するという記事を書いたけど、
それが正式に決まったという記事。
今回グーグルが買収する会社は日本の「pring(プリン)」という会社。
このニュースが出たときに、プリンが提供するキャッシュレスアプリをインストールして
使ってみたけど、開設も楽で使いやすい。あとデザインがかわいい笑
PayPayなんかでも送金はできるけど、プリンは送金したお金を現金化できるというのが最大の違い。
さらに今回の記事では、Googleマップとコラボして、
地図上のお店からプリン経由で割引券などを受け取れるみたい。
これができたら、レジもいらないし、クレジットカードもいらなくなりそう。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73845460T10C21A7EE9000/