日経平均 27940 −177円
NYダウ 34870 +448ドル
10年国債の金利が上がったことで、金融株などが上がった。ゴールドマンサックスやJPモルガンなど。
1面 空飛ぶ車で旅客輸送
→JALが空飛ぶ車を2025年までに完成させるという記事。空飛ぶ車は、世界のIT企業や自動車企業がこぞって力を入れてる分野。トヨタもハイブリッドに力を入れすぎていて、中国での電気自動車に遅れをとっていた分、自動運転や空飛ぶ車に力を入れている。ただ日本では航空法という分厚い壁が普及の邪魔をしてる。安全面を考慮してというのが建前、既存産業の保護が本音。空飛ぶ車やドローンが普及することで消える業界からの圧力をどうくぐり抜けて法整備を進めるかが今後の焦点。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73760930Q1A710C2MM8000/
11面 中国預金準備率下げ
17面 人民元対ドルで下落
→この二つの記事は繋がってる。
中国が預金準備率を引き下げるという記事。預金準備率とは、簡単に言うと、普通の銀行が中央銀行に預けなきゃいけないお金の比率のこと。これは日本でもそうだけど、たとえば、日銀が三菱UFJとかみずほ銀行に「持ってるお金の〇〇%は日銀に預けてね」ということ。これをすることで、市場に出回るお金の量を調整できる。
今回は中国が預金準備率を下げたので、普通の銀行は今までより預けなきゃいけないお金が減った。そうなると、出回るお金が増える→金利が下がる→企業がお金借りやすくなる→経済成長するという流れ。それと同時に金利が下がる→中国の通貨の価値が下がる→中国通貨を売ってドルを買うという流れも起きる。
ここら辺の話は、今後の経済状況にすごく影響するので抑えておこう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0938O0Z00C21A7000000/