今日は大事な記事が多いです。
1面 日本の総人口0.7%減少
→5年に1回行われる国税調査で、日本の人口が0.7%下がり人口ランキング世界11位になったという記事。さすがにこの感じの記事は目新しいものではないけど、「投資」という観点で考えるなら、じゃあどこが伸びてるの?って考えた方がいい。1位中国2位インド3位アメリカ、ここら辺は今まで通り。4位以下は次の通り。インドネシア、パキスタン、ブラジル、ナイジェリア、バングラデッシュ、ロシア、メキシコ、日本。人口を見るときに一緒に見たいのが、年齢構成。15歳から65歳の労働力が増えてく段階なのか、減ってく段階なのか。メキシコは前者、日本は後者。どこの国に投資をするかの大きな目安になるのでちゃんと覚えておくといいよ。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73304120W1A620C2MM8000/
2面 都議選271人立候補
昨日が都議選の告示日だったので、立候補者でた。昨日都議選についてまとめたことを詳しく書いてあるので余裕のある人は見てください。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73301020V20C21A6EA1000/
7面 マイクロソフト新OS Windows11発表
→GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の一角でアメリカの超巨大企業。もともとGAFAだけで言われてたけど、それにMがくっついたというのが重要。ビルゲイツ率いるMicrosoftは1995年にWindows95を発表して世界一のIT企業になった。けど、それにあぐらをかいて、iPhoneへの参入が遅れてしまった。だからMicrosoftは廃れた企業だと言われた時があった。けど最近は、クラウドで巻き返したり、トランプ政権の時には、TikTokでお馴染みの中国企業バイトダンスを買収したりしようとして、復活を果たした。その中で今回の新しいWindowsの発表。Androidのアプリを使える様にしたのが1番の目玉。この売れ行きが今後どうなるかに注目。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN247U80U1A620C2000000/
13面 新興国で利上げ相次ぐ
→この前のFOMC(金融政策を決める会議)でアメリカが金利を上げると発表したことで、新興国が金利を上げると発表した。これはかなり心配。意図としては、前説明したように新興国からお金が出て行かない様に金利をあげた。金利を上げること自体は経済を抑える効果がある。今コロナで徐々に回復してきているとはいえ、金利の上昇に新興国が耐えられるかが問題。かと言って金利を低いままにするとアメリカにお金が流れてドル高新興国通貨安になり、借金の額が増える。それを嫌がって金利を上げると、通貨は安定するけど、国内の経済がガタガタになる。ここらへんのコントロールはめちゃくちゃ難しいところ。ここら辺は世界的な金融危機に今後つながるかもしれない話題なので、追っておいた方がいい。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73296520V20C21A6FF8000/