1面 民主派香港紙、24日付で廃刊
→前からニュースになってる話だけど、これはかなりひどい。中国の共産党が、香港の新聞社に新聞を発行させないようにしたという記事。前にも説明したけど、元々社会主義の中国に対して、香港はイギリス領土で自由主義。1984年に香港は中国に形上は返還されたけど、それは香港からすれば、中国とイギリスが勝手に決めたことで納得してない。香港の人は自由にビジネスしたり、自由に発言したりしたいと思っている。けどそれが今回の件で、新聞社が自由に発言できなくなってしまった。7月1日に中国共産党の100周年記念パーティーがあるので、それに向けて、成果を出すためにやっているみたい。この政策が、中国一強の世界になるのか、国際的な批判を買ってつぶれるのか注目。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73198280U1A620C2MM8000/

9面 円、1年3ヶ月ぶり安値
→円安になってる。この記事見て、教科書通りの動きじゃないなと思えたら為替の関係が理解できてる証拠。
今までの流れを整理すると、

・FRB(アメリカ版日銀)がFOMC(金融政策決める会議)で2023年に金利を上げると発表
・それを2022年後半に早めると言った
・それを受けて日経平均、ニューヨークダウ共に大暴落→金利を上げると経済成長が鈍くなるから
・FRBのトップのパウエルさんが再び、さらに金利を上げるペースを早めることはないと発言

ここまでが今までのニュース。そしたら円安になった。ここで教科書通りのシナリオと、今回のシナリオがどんな感じになったのか予想してみてください。答えは次の記事です。

まずは教科書通りのシナリオ。
金利を上げるペースを早めない→金利が予想よりも上がらない→投資家としてはドルでもっててもメリットが薄い→ドル安円高

でも今回は、
金利を上げるペースを早めない→金利が予想より上がらない→経済成長がさらに加速する→アメリカの株を持っておこう→アメリカの株を持つにはドルに変えよう→ドル高円安

円安になったらどんな企業が儲かるのか?自分が働いてる会社はどうなのか?こういうことを考えるクセをつけると新聞を読むのが面白くなるよ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB23BI70T20C21A6000000/

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