今日は先週からずっと言ってたFOMCの話から。
日本時間の今日の朝3時ころに発表されたので、まだ日経新聞には載ってない。基本日経新聞は朝2時に内容が確定する。
FOMCまとめ
内容は大きく2つ。
①2023年に利上げをする
②テーパリングは経済が前進してたらする
結論から言うと、金融緩和は徐々にやめて、金利を高くしてくよということ。
市場は、これからも低金利政策が続いていくと予想してた人が大半だったから、今朝のNYダウは一回大幅に下がった。金利が上がると経済活動鈍くなると予想されるから。テーパリングわからない人は過去の記事見返してみて。
今日は次の記事で金利について説明するよ。
10年国債利回りと、FFレート
ちょっと専門用語出てくるけど、これはめちゃくちゃ重要だから最初覚えとくとこれから一生使える知識。
今まで金利金利って言ってきたけど、なんの金利の話してるの?って人がいたと思うので説明します。住宅ローンの金利?銀行の貸し出し金利?みたいに思ってた人もいるかもしれないです。
アメリカの話題の時にいう『金利』は主に2つ。
米10年国債利回りとFFレート。今回のFOMCの2023年の利上げの主語はFFレート。細かくいうとわかりにくくなるからざっくりというと、このFFレートっていうのが、あらゆるものの金利の基礎になってる親玉だと思ってくれれば大丈夫。それが現在0.25%で、それをこれから上げていきますという話。コロナが始まる前までは、これが2.5%とかあった。企業的には、お金を借りたらその分多く返さなきゃいけないのでマイナス材料。でもお金を貸す投資家側からすれば、多くお金が返ってくるので好材料。つまりこれからは、アメリカにお金を預けておくとお金が増えてくということ。低金利政策の日本円で持ってるより、ドルで持ってた方が有利になりそうだと予想できる。
日経4面 通常国会で成立した法律
→この前の骨太の方針などを受けて成立した法律の一覧。これからどんなことを国がやろうとしてるのかがわかるから、余裕がある人は全部見た方がいい。
ざっくりと重要なのはピックアップすると
・定年を65歳まで延ばす
・高所得世帯の児童手当廃止
・図書館の本を電子化してメールで利用者に送れる
・2050年までに温暖化ガス0にする
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14CD10U1A610C2000000/