1面 アルツハイマー新薬、米当局が承認
→これめちゃくちゃ大きいニュース。今までアルツハイマーは進行を遅らせる方法はあったけど、神経細胞の破壊自体を防ぐものはなかった。それが今回、日本のエーザイとアメリカのバイオジェンが新薬を作ってそれが承認を得たということ。アルツハイマーは先進国病って言われてて、これから20年ほどかけて患者数がめちゃくちゃ増える予想が立てられてる。今回の承認は、「迅速承認」って言って、簡単に言うと本承認の前段階。これからさらに臨床実験を行なって、正式に承認が降りるかが焦点。これを受けてエーザイもバイオジェンも株価が爆上がり。バイオジェンは今日の朝のアメリカの引けの価格で38%上昇してる。えぐい笑
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72675300Y1A600C2MM8000/
3面 今期増配3社に1社
→コロナからの回復を受けて、配当金を増やしてる企業が多くなってる。基本的に増配は株価にとってプラス。けど、配当をあげるということは、いろんなところに投資して企業自体を成長させることよりも、株主にお金を還元しているということ。株には、値上がりを期待するキャピタルゲインと、配当を期待するインカムゲインの2つがあって、キャピタルゲインを期待してる人にとっては、「いやもっと投資して事業拡大させろよ」ってなる。けど、全体的に見れば、増配できてるだけ企業が稼げてるので、経済的にはプラス。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72675180Y1A600C2EA2000/
9面 欧州株集まる投資マネー
→アメリカからヨーロッパにお金が流れてる。この前アメリカの雇用統計があって、前月よりも雇用者数が上がったけど、予想は超えなかった。なので、引き続き、金融緩和の政策を続けるんじゃないかと思われてる。そう思われると、金利がこれから上がりづらいという予想が立てられて、もっとリターンがあるところに投資しようという流れになる。その中でヨーロッパはコロナからの回復もしっかりとできているので、今後利上げに踏み切るんじゃないかということで、ヨーロッパにお金が流れてる。金利が低い国にお金を置いておくよりも、高い国に置いていた方が、投資家としてはメリットが大きいから。ドルだけで運用してる人は、ヨーロッパもポートフォリオに入れていいかも。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72667150X00C21A6ENG000/