早速ですが、今回この記事を見るべき人をお伝えします。
- 転職を考えている人
- 子供が生まれる人
- 会社辞めた人
この人たちに役立てる内容となってます
雇用保険
この言葉を聞いてピンときますか?
もしかしたら初めて聞いたよって人もいるんじゃないでしょうか?
これって実は、みなさんの給料から毎月引かれているんです。
額面の金額と手取りの金額って違いますよね?
この中に引かれているものの一つとして、雇用保険があります。
なので、あなたは雇用保険の保険料を毎月払っているんです。
だったら、その保証内容をしっかり理解しようよって話です。
これ知っているか知ってないかで大きく得するか損するかが分かれるので今回の内容は必見です。
失業手当は、大きく分けて4種類の保証内容があります。
これ全部言えるようになったら、完璧です。
- 失業手当
- 再就職手当
- 育児休業給付金
- 育訓練給付金
どれも初めて聞いたよってことばかりだと思いますが、どれもめちゃくちゃ得する制度なので順番に解説していきます。
①失業手当
これは雇用保険と言ったらみたいなところあります。
これは、会社を辞めてからある程度の期間までは、
生活費に困らないように、国からお金をもらえる制度です。
だから働いていなくてもお金もらえるんです。
でももらうためには条件があります。
辞める前2年間に12カ月以上の雇用保険期間があること。
これが条件です。
じゃあどのくらいもらえるのか?
これもざっくり働いていた時の給料の3分の2です。
それが、10年未満の勤続だったら90日間、10〜20年だったら120日間もらえます。
つまり、ざっくりというと、
給料20万円の人で3年で辞めた場合
20万×3分の2で13万4000円。
13万4000円÷30日=4466円(1日)
4466×90日=401940円
これが雇用保険の失業手当です。
でもこれ全く知らずに申請をしないと、お金全くもらえないので、気をつけてください。
基本日本は社会保障めちゃくちゃ充実してるんですけど、申請しないともらえないものが圧倒的に多いです。
なので一つ一つ理解して行きましょう!
②再就職手当
これは、就職先が決まった時に国からもらえるお祝い金だと思ってください。
これまた申請しないともらうことができません。
この再就職手当は先ほどの失業給付の残りの期間が1カ月以上だったらもらえます。
ただし条件があって、ハローワークが認定した職場への就職でないともらうことができません。
どのくらいもらえるのかというと、
先ほどの失業手当の60%から70%分がもらえます。
先ほどの例でいいうと、
給料20万円の人が90日間もらえるところを、
60日しかもらっていないにもかかわらず就職できた場合、
90日−60日=30日
30×4466円=133980円
133980×60%=80388円
このくらいがもらえることになります。
転職して終わりという人がいるのですが、
しっかりと手続きをして、お金をもらいましょう。
③育児休業給付金
これは出産をするときに育児休暇をとるときにもお金がもらえる制度です。
子供が生まれる時の休みは産休と育休があるのですが、
育休の部分が雇用保険からお金がもらえて、
産休の部分は健康保険からお金がもらえます。
健康保険も、給料から払っているので、受け取る権利があります。
産休のことについては、また別の記事で説明をしているので合わせてご覧ください。
育休は、従来は1歳まででしたが、用件によっては、2歳まで育休がとることができます。
でも基本は1年です。
育休は、夫、妻関係なくもらえる制度なので、旦那さんもぜひ検討してみてください。
ただし育児休業給付金をもらうためにはいくつかの条件があります。
- 1歳未満の子供がいる
- 雇用保険に加入している
→雇用保険は会社員の特権なので、自営業の方は育休をもらうことはできません。 - 育休前の2年間で、1カ月に11日以上働いた月が12カ月以上ある
これは、普通に働いてたら、11日以上働いていると思うので問題ないと思います。 - 休んでいるときに、給料の8割以上が支払われていない
毎月20万円もらっている人は16万円以上支払われていなければもらうことができます。 - 休んでいる間に月10日以上働いてはいけない
どのくらいもらえるか?
最初の6カ月は給料の67%、そのあとの6ヶ月は50%になります。
給料20万円の人の場合
最初の6カ月=134000円
後半6カ月=100000円
この額がもらえます。
④教育訓練給付金
資格をつけるための勉強代を国が出してくれる仕組みです。
たとえば、プログラミング、英語、簿記。
こんな資格が通常の20%割引で講座が受けられます。
ただし上限は10万円までです。
初めて受ける人は雇用保険の期間が1年以上あれば大丈夫です。
まとめ
こららが失業保険であなたに与えられた保障です。
これめっちゃ凄くないですか?
絶対知らないともったいないですよね?
せっかく国から与えられている制度なので使えるものは使い倒しましょう。
この記事で少しでも雇用保険の理解が深まったらめちゃくちゃ嬉しいです!
ではまた!