1面 テロとの戦い振り出し、タリバンがアフガンを制圧
→最近アメリカ軍がアフガニスタンから撤退したことで、タリバンという組織がアフガニスタンを制圧したという記事。
もともとアフガニスタンはこんな紛争をしてる国じゃなかったけど、状況が変わったのが冷戦時代。
当時アメリカとソ連がバチバチに喧嘩してた中で、ソ連がアフガニスタンに攻撃した。
ソ連は国土が広いので、周りの国は服従させたかったから。
それに目をつけたアメリカが、ソ連の力を弱らせることだけを目的に、アフガニスタンに新兵器などを輸出して支援した。
アフガニスタンでは紛争をしてるので、国民は逃げた。それを難民と言って、難民が逃げた先がパキスタンだった。
パキスタンでは、学校を建設して難民を受け入れたけど、そこでイスラム教の教えを過激に教えた。
「イスラム教以外は殺してしまえ」みたいな感じ。
そこで教えられた学生のことをタリバンというよ。
アフガニスタンからしたら、ソ連とアメリカの喧嘩の場所に使われたので憎しみがある。
だから9.11でアメリカのツインタワーにテロを起こしたという流れ。
そこからアメリカの息がかかったアフガニスタン政権が続いてたけど、アメリカが軍を置くのに今まで220兆円とかかかってたので、撤退しろって言う国内の意見に押されて、バイデンさんが8月末までに撤退すると発表した。
そしたらタリバン政権がまた息を吹き返したという流れ。
中東の情勢を語る上では、アメリカとソ連がしたことをしっかりと押さえておかないと、本当の黒幕は誰なのかがわからなくなるよ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN162N20W1A810C2000000/
11面 日経平均一時500円安
→日本で緊急事態宣言の期限が延長されたことや、アフガニスタンの情勢悪化から株価が大きく下がったという記事。
日経平均が大きく下がる時は、日経平均に多く組み入れられてるソフトバンクやユニクロ、ファナックなんかの株価が特に売られるよ。
世界的には経済が回復してきてる中で、日本はそれについていけてないことに加えて、ここにきて感染者数も多くなってきたことが原因。
さらに8月の後半にはジャクソンホール会議が行われる予定で、アメリカの金利も上がる可能性がある。
短期的には株価は下がるけど、今までも緊急事態を乗り越えて株価は上がってきたから、必要以上に悲観的にならないことが大切。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB164LX0W1A810C2000000/