2面 共通テスト新科目「情報」、掛け持ちの教員多く
→2021年の1月からセンター試験が共通テストに変わったけど、2025年には、その共通テストに新しく「情報(プログラミングなど)」が加わるという記事。

背景知識整理します。

まず、日本は圧倒的にプログラマー不足。
2020年では30万人以上不足してるのが、2030年になると80万人ほど不足すると言われてる。

今、アメリカのGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)や中国のBATH(百度、アリババ、テンセント、ファーウェイ)みたいな巨大IT企業が出てきてる中で、日本が遅れを取ってる。

だから高校でプログラミングを必修にしたり、GIGAスクール構想って言って2020年度から小学生に1人1台パソコンを持たせてる。

(Googleの株価は跳ね上がったよ)
でもそれを教える先生が、他の教科と掛け持ちだから大丈夫?っていうのがこの記事の言いたいこと。

この手の議論はよくあって、2022年からは家庭科の先生が投資を教えるのもその一例。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE19AM50Z10C21A7000000/

2面 イラン大統領は対話を閉ざすな
→これ、これからめちゃくちゃ世界の火種になりそうだからざっくり解説します。

昔イランはアメリカと仲がよかった。アメリカはそれを利用して、イランから取れる石油の権利を手に入れようとした。これ日本で言うと、「自動車産業は全部アメリカのものだ」っていわれるような感じ。

それに大反発したイラン国民が革命を起こして、親米から反米国家に転換した。

ここでアメリカは世界的にイランを「テロ国家」と位置づけたよ。

だからイランは怖いっていうイメージが持たされてる。

そこからイランは核兵器を秘密裏に作りはじめた。

アメリカも持ってるくせになんだよっていうのがイランの意見。

説得を繰り返して、オバマ政権のときにやっと核合意というのが結ばれて、核を少しずつ手放していきますということになった
けど、トランプさんの時にそれを破棄して、経済制裁をかけるようになったよ。

イランは経済が落ち込んで、ますます反米意識が高まってきたところに、今回反米強行派と言われる大統領が就任したという流れ。

第二次世界大戦で負けたドイツのヒトラー政権然り、日本然り、戦争に踏み切る時は、今のイランみたいな感じの時が多いよ。

ヒトラー政権の時は、第一次世界大戦の莫大な賠償金を払うことと同時に、恐慌が重なって国民が貧乏になってた中で、ヒトラー政権が生まれて、外国に強気に出るようになったし、日本もABCD(アメリカ、イギリス、中国、オランダ)包囲網っていって、石油をどの国からももらえなくなって、国内の状況も苦しくなってにっちもさっちも行かなくなったときに真珠湾に攻撃した。

イランはかなり今国内がひどい状況なので、今後どうなるかはとても気になるところ。

ちなみに日本の石油の大部分はイランから輸入してるよ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK064D40W1A800C2000000/

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