今日はアメリカで大幅にNYダウが下がりました。
理由はコロナ感染者の拡大。
それ以外は特段大きなニュースがないにもかかわらずここまで下げたのはちょっと不思議。
現役の証券マンに聞いても、意味不明な相場って言ってた。
アフターコロナ関連の株を持ってる人は一回売ってもいいかも。
2面 米はアジアの信頼回復を急げ(社説)
→今のアメリカの大きな課題はざっくりと2つ。
1つはアメリカの経済を引き続きよくし続けること。
もう1つはどうやって中国を抑え込むかと言うこと。
今日の記事はどうやって中国を抑え込むかということに触れてる。
ここでは南シナ海問題を拒否することが挙げられてる。
南シナ海問題とは、ざっくりというと領土問題。
けど、北方領土問題みたいなのとはちょっと違うよ。
南シナ海に浮かんでる島々は、島と言えるかビミョーな島が多い。
満潮時には無くなったり、岩だけがちょこんと出てたりする。
普通領土問題って、〇〇年〜〇〇年まではこの国が支配してて、
戦争後の〇〇条約でこっちの国が支配することになったと言う感じでもめるんだけど、
南シナ海に浮かんでる島々は過去に支配してた国がない。
だから「昔」ではなく「今」どの国が支配してるのかが重要になる。
ちなみに中国は200以上ある島々を「全部自分たちのものだ!」と言って
島にコンクリートを勝手に埋め込んだり、コロナのどさくさに紛れて220隻の船を出して偵察したりしてる。
南シナ海は貿易をするのに避けては通れない場所で、資源も大量にある。
だからベトナムとかフィリピンも欲しいって言ってるけど、中国が完全無視してるという状況。
そこに目をつけたアメリカが、
「中国は違法に南シナ海に進出してる!」と言って中国に圧力をかけると同時に、アジア諸国を味方につけようとしてる。
これもかなり重要な問題なので覚えておこう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK196TT0Z10C21A7000000/
9面 金融政策、FRB元副議長2氏に聞く
→さっきの記事で言ったアメリカの課題の1つ目について詳しく載ってる。
今までニュース読んでる人はおさらいになるけど、
コロナで経済が他の国よりもかなり回復してるアメリカは、
今度インフレになりすぎてバブルにならないかが問題視されてる。
そこで注目ポイントが今度いつ金利をあげるか。
景気は良くなって欲しいけど、よくなりすぎると、バブルや金融危機を引き起こしてしまう。
だから金利をあげたり下げたりして、経済を調整する。
この記事はFRB(アメリカ版日銀)の副議長にインタビューしてるから、
この内容はすごく注目される。
特に今まで説明してきたことと変わりはないけど、
こう言う記事は今までの復習という意味でしっかりと確認しておこう。