3面 財政緩和頼みに危うさ
→アメリカではコロナ対策として日本円で600兆円の対策を取るとしている。具体的に何にお金使うかというと公共事業へ投資したり、貧困層へお金を与えたりする。その財源をバイデンさんは法人税の増税(21%から28%に上げること)でその3分の1を今後10年間で回収していくとのこと。その間は今まで、アメリカも日本のように国債を発行してきたけど、その返済はこれからの計画には盛り込まれてないことがこの記事の焦点。今は世界的に低金利政策なので、金利の支払いが少なくて済むけど、もし経済がよくなりすぎたら金利を上げなければいけない。それにトランプさん陣営の共和党は増税に反対してる。2022年に中間選挙でトランプさん陣営が勝った時にはこの増税での回収も難しくなるんじゃないかと言われてる。ここら辺の話は金利に関係してくるのでめちゃくちゃ大事。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72415450Z20C21A5EA2000/
5面 水素補給拠点 30年1000基地
→今世界的に2050年に向けて環境問題を解決するSDGsの動きが盛ん。アメリカと日本はここで先陣を切ることで、世界に対して優位に立とうとしている。中国に対しても環境規制などで国際的に強く出れる。今までガソリンを燃料にしていたエネルギーとは違い、水素は二酸化炭素を排出しない。だから水素はこれからかなり長く続いてくテーマ。だけど水素は輸送する時の体積が大きくて、しっかりとしたパイプラインを作らないと現状では難しい。それにはかなりお金がかかる。それを30年までに1000基作るということ。この進捗がどうなっていくかが今後の焦点。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72416750Q1A530C2EA3000/
7面 夏のボーナス3.64%減
→給与や賞与は経済の遅行指数といって現在の経済状況からタイムラグがある数字。コロナでだいぶ差が広がってきた感じ。以前からK字回復といって、儲かるところは儲かり続けて、コロナのダメージ受けてるところは下がり続けるという構図になってる。造船などの需要が下がったので、鉄鋼などではボーナス下がってる。逆に記事にもあるけど、ヤマトなんかの物流はオンラインショッピングの需要が高まってるのでボーナスも上がってる。あとは全体的にバランスの良いソニーなんかもボーナスいい。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC264I60W1A520C2000000/